立ち読みコーナー
目次
328ページ
プロローグ               7
第1章 制服を着たままで──福岡便   8
第2章 濡れるTバック──千歳便    48
第3章 処女の夜──広島便       93
第4章 悩殺的美魔女──羽田便     137
第5章 見ていた男──高松便      183
第6章 童貞にイジワル──沖縄便    227
第7章 ダブル・サービス──小松便   273
「お客さま、先ほどは申し訳ございません」
 深々と頭をさげて、ハッとなる。
(あん、もう……)
 直したばかりのTバックが、再び食いこんできたのだ。
「いや、問題ないよ。君がすぐに対処してくれたおかげでもう大丈夫だ」
 チョイ悪オヤジは、勃起のことなどなかったかのように、わざと平静を装っている。その取り繕った態度が、理子の「男を翻弄させたい嗜虐性」にいっそう火をつけた。
「いいえ、お客さま」
 理子はしゃがみこんだ。
「化粧室でわたくしが処置をさせていただきます」
 そっと囁いた。
「シミ抜き? いやあ、場所が股間だし……それは遠慮しとくよ」
「いいえ、どうぞお化粧室へ。さあ」
 手を引いて男を立ちあがらせると、困惑する彼を強引に個室へと押しこんだ。