立ち読みコーナー
目次
0ページ
はじめに
TAKE1 見た者に不幸が襲う戦慄のビデオ
 車窓にはっきりと映りこむ坊主頭の男
 続・車窓にはっきりと映りこむ坊主頭の男〈謎の男の正体に迫る、新たな発見〉
 踏切に現われた男の子の白い足

TAKE2 この世に未練を残した悲しい霊の姿
 子供を呼ぶ声「あけみちゃん……」
 足を切断した少年
 体育館に現われる事故死した少女
 少女の霊が、体育館に現われるという噂
 悲しげな横顔で見つめる少女

TAKE3 彷徨いつづける浮遊霊
 ブラウン管に映る白い着物の女
 続・ブラウン管に映る白い着物の女〈霊は移動する?〉
 屋根裏にうごめく人の顔
 女の霊が棲みつく城趾公園

TAKE4 たしかに聞こえた、あの世からの不可解な声
 誰もいない校庭で父を呼ぶ声
 続・誰もいない校庭で父を呼ぶ声〈一家惨殺事件があった空家〉
 いるはずのない男の声が……

TAKE5 霊たちの不気味な視線の先には……
 この世を去っても訪れるストーカー
 大音量のラップ音と台所に浮かぶ男の顔
 カップルの部屋を覗く女の横顔
 監視カメラをじっと見つめる少女

TAKE6 学校に浮かぶ表情のない霊たちの顔
 夜中、理科室に現われるトモノリ君
 焼却炉で生きたまま焼かれた男の顔

TAKE7 死にいちばん近い場所「病院」の奇妙な現象
 リハビリ室の手すりを握る灰色の手
 レントゲン写真に映る不気味な文字
 手術室に映る上半身だけの影
 動く? 霊安室の死体
 鳴りやまないナースコール
 我々取材班のもとに一通の手紙が舞いこんだ。封を開けてみると、女性らしい整ったきれいな文面がそこにはあった。しかし、その内容はというと、不可解で謎に満ちたものだった。
「……変なビデオがあるのでお手紙しました。見た人は全員が危険な目にあっています。そのうちのひとりはビデオを撮影していた、私の彼です。ビデオを見たあと失踪してしまい、半年経ったいまでも行方不明のままです。……そのビデオに映っているのは私ですが、私自身はまだ見ていません。……これは本当のことですので、危険だと思い、ビデオは同封しませんでした……」
「これじゃまるで『リング』じゃないか――」
 我々取材班は、すぐに投稿者の吉沢佐知子さん(仮名)に連絡を取り、直接会って話を聞くことにした。

この書籍は電子書籍でもお楽しみいただけます。