
母の万年筆に誘われ死者を霊視するツバサ。
襲いかかる悪しき霊たち──
美しすぎる怪談師・脚本家の山口綾子がついにホラー作品を執筆
恋に悩む30代の独身女性である脚本家のツバサ。新たな出逢いを求めて友人たちとともに、月一回、コンパに参加している。今日、参加するコンパの会場は、いかにも隠れた名店然とした、「ブレ・アムール」という名のダイニングバー。会場になかなか現れない男性陣を待つ間の暇つぶしに、それぞれが経験した最悪だった恋の話をしようということになったのだが──
【著者紹介】
山口綾子(やまぐち・あやこ)
太田プロダクション所属。7歳から多言語劇団に所属し、表現活動を始める。大手製薬会社、タクシー運転手を経て怪談師となる。フジテレビONE『実話怪談倶楽部 The Live』にてMVK獲得。単独ライブでは怪談語りだけにとどまらず、珍スポット紹介や自作の絵本の読み聞かせなどユニークな発想で繰り広げられるトークも見所のひとつ。怪談語りのオーディオブック『イビツナリ』シリーズ発売中(2021年7月現在)。バラエティー番組にも多数出演する他、近年では主にホラーアニメ『闇芝居』/ドラマ版『闇芝居(生)』の脚本家、声優、女優など活動の場を広げている。出演情報などはTwitter、Instagramにて随時更新中。
『二見書房の怖い本』特設サイト掲載作品