書籍情報
一般書

小説 真景累ヶ淵

奥山景布子(著)/古今亭菊之丞(監)/ 松浦シオリ(画)/
ISBNコード 9784576201511
判型 四六判
定価 本体1400円+税
初版年月日 2020年09月28日

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内容紹介

執念深いヤツらめ
一人の人間が堕ちてゆく 死出の旅

圓朝の大作を濃厚に煮つめ、小説へと昇華した作品である
――――古今亭菊之丞



この後女房を持てば
  七人まではきっととり殺すからそう思え。

父を旗本に殺されたまま解決もできず、妹も奉公先で惨殺されてしまったお志賀。それから十七年、音曲の師匠豊志賀として生きてきた。稽古はにぎわっていたが、子ほども歳の離れた新吉と男女の仲になり、あまりの入れ揚げぶりに弟子たちも次第に離れていってしまう。そんな中でも通い続けていたお久に嫉妬したためか、顔に腫物ができてしまう。悪化する腫物とともに憎悪ももつのらせ、ついには呪詛の言葉を遺して死んでしまう。新吉は恐れおののきながらお久と下総に駆け落ちをするのだが――



名作落語にあらたな命を吹き込む、シリーズ第一弾!

古典落語の大名跡・三遊亭圓朝が創作した代表的作品のひとつ『真景累ヶ淵』を、時代小説の名手奥山景布子が小説化。人間の業の深さ、血縁と因縁が複雑に絡み合った愛憎劇を、時代小説として再編。人物関係図、解題を付す。本作には古今亭菊之丞が監修を行う。

【著者紹介】
奥山景布子 おくやまきょうこ
名古屋大学大学院博士後期課程修了。高校教諭、大学講師を経て、『平家蟹異聞』でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。以降、時代小説を中心に精力的に執筆を行う。ほか、松本清張賞候補、中山義秀文学賞候補。愛知県芸術文化選奨文化新人賞、新田次郎文学賞を受賞。学生落語コンクールの「広瀬杯」「てんしき杯」の審査委員をつとめる。


小説 古典落語
 第1冊『小説 真景累ヶ淵』(奥山景布子/監修 古今亭菊之丞) 
 第2冊『小説 牡丹灯籠』(大橋崇行/監修 柳家喬太郎)
 第3冊『小説 らくだ』(並木飛暁/監修 桂文治)
 第4冊『小説 西海屋騒動』(谷津矢車/監修 未定)
 第5冊『小説 品川心中』(坂井希久子/監修 柳家喬太郎)