書籍情報
一般書

東大教授がおしえる 日本史をつかむ図鑑

山本博文(監)/
ISBNコード 9784576191621
判型 A5判
定価 本体1600円+税
初版年月日 2020年03月02日

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内容紹介

東大史料編纂所 山本博文教授が解説する歴史をつかむコツ
古代から現代まで日本史を大きな流れでつかむ
イラストで解説しているから自然と頭に入りやすい
通説をくつがえした学説がわかる

細かいことにこだわらず、本書を何度も通読するだけで、日本史が大づかみできます。



 日本史を学びはじめたとき、人類の誕生や旧石器時代からの細かな事象を覚えていくと、なかなか日本史の全体像が理解できません。そのうち、なにが大切なのかもわからなくなり、日本史嫌いになる人も多いようです。また、現代まで学んだあとも、断片的な知識は頭に残っていても、日本史がどのようなものかがつかめていないと感じる人も多いようです。
 日本史を理解するうえで大切なのは、日本の歴史全体を大きくつかむことです。筆者は、かつて『歴史をつかむ技法』(新潮新書)でそのつかみかたのコツを書きましたが、本書では、イラストを交えてよりわかりやすくそのコツを示しました。
(略)
 大河ドラマで人気の時代は、戦国時代や幕末維新の激動の時代です。戦国時代では上杉謙信や武田信玄、織田信長など、幕末維新では坂本龍馬や西郷隆盛など人気の人物がたくさん出てきます。
 こうした人の生き方や考え方を知るのは、日本史を好きになるひとつの契機になりますから、自分が好きな時代から詳しく見ていくことも大切です。
 それに加えて、戦国時代は、なぜ各地の戦国大名たちが争っていたのか、そもそもどうして戦国大名という存在が誕生したのかを考えようとすると、日本史全体を理解することが重要になります。
 そのためには、室町時代の守護という存在を理解しなければなりませんし、応仁・文明の乱という争いが起きた原因を考えていくことが必要になります。そうしたことを細かく詰めていくことも大切で、本書でもイラストで理解できるようにしています。
 本書を読めば、いままでつかみきれないでいた日本史の全体像が自然と頭に入ってくると
思います。細かいことにこだわらず、何度も通読してもらえれば幸いです。

本書「はじめに」より



旧石器時代人はどんな生活を営んでいた?
縄文人はどんな生活をしていた?
邪馬台国はどこにある?
古墳はなんのためにつくられた?
聖徳太子は実在しないって本当?
蘇我氏は本当は悪者ではなかった?
「大化の改新」は本当はなかった?
なぜ古代朝廷は唐と戦った? 
古代史最大の内戦壬申の乱はなぜ起きた?
どうして聖武天皇は仏教を信仰した?
桓武天皇は怨霊を怖れて平安京を作ったって本当?
どうして武士が権力を握った?
なぜ源頼朝は鎌倉に幕府を開いた?
なぜ北条氏は将軍にならなかった?
モンゴル軍を退けたのは本当に「神風」? 
鎌倉幕府はなぜ滅亡した?
なぜ朝廷は南と北に分裂した?
信長は本当に革新的な人物だった?
関ヶ原の戦いで家康はなぜ勝てた?
家康はなぜ江戸に幕府を開いた?
江戸幕府はなぜ二百数十年も続いた?
江戸幕府はなぜキリスト教を弾圧した?
田沼意次の政策はなぜ「改革」と呼ばれない?
ペリーはなぜ日本へやってきた? 
なぜ井伊直弼は桜田門外で殺された?
なぜ徳川慶喜は大政奉還を行なった?
西郷隆盛はなぜ反乱を起こした?
なぜ日清・日露戦争で日本が勝利できた?
日本はどうして韓国を併合した?
日本はなぜ満洲国を承認した?
第二次世界大戦でなぜ日本は米国と戦った?
バブル経済はなぜ起きてどのように終わった?
(略)



【著者紹介】
監修:山本博文(やまもと・ひろふみ)
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史 学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。 文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。主な著書に『「忠臣蔵」の決算書』『歴史をつかむ技法』(新潮社)、『これが本当の「忠臣蔵」』(小学館)、『東大教授の「忠臣蔵」講義』『流れをつかむ日本史』(KADOKAWA)、『東大流 教養としての戦国・江戸講義』(PHP研究所)、『東大流「元号」でつかむ日本史』(河出書房新社)など多数。また、NHK Eテレ「知恵泉」「ラジオ深夜便」などに多数出演。NHKBS時代劇『雲霧仁左衛門』などの時代考証も担当。