2015年RITA賞ロマンティック・サスペンス部門ノミネート作家!
連続殺人事件の最後の被害者だったララ。
ただ一人生き残った彼女に再び魔の手が忍びよるとき、世にも恐ろしい事実が――
ララは七年前にシアトルで起きた連続殺人事件の最後の被害者で唯一の生き残りだが、ショックで記憶をなくし、人目を逃れたくて国じゅうを転々としてきた。だが大好きだった祖母が亡くなり、遺されたテキサスの家に住む決心をする。そんなある日テキサス・レンジャーのベックという男が訪ねてきて、シアトルの事件に酷似した事件が起きたと告げた。ただ一人、犯人の顔を知るララの記憶を取り戻させようとする態度に反発を覚えながらも、逞しいベックに彼女の心は乱れる。やがて、第二の殺人が……
原題:The Seventh Victim
―――キャット・マーティン
ベストセラー作家バートンは、血も凍るような殺人事件をアクションと緊張感たっぷりに
別のもの――ロマンティック・サスペンスに生まれ変わらせた。
―――パブリッシャーズ・ウィークリー誌
バートンの簡潔な文体、着々と進む時間とよく練り上げられた筋書きに引き込まれ、読むのを途中でやめることなどできなくなるだろう。
―――ロマンティック・タイムズ誌
【著者紹介】
メアリ・バートン Mary Burton
ヴァージニア州リッチモンド生まれ。ホリンズ大学を卒業し、マーケティングの職を経て小説を書き始めた。2000年に最初の本が出版されたあと、〈ニューヨーク・タイムズ〉や〈USAトゥデイ〉のベストセラーリストに載り、2015年にはRITA賞ロマンティック・サスペンス部門にノミネートされた。小説を書いていないときには家で過ごすのが好きで、3匹のダックスフントの子犬を甘やかして過ごす時間が最近の楽しみのひとつ。