あの三代将軍の家光が城を抜け出て大暴れ!
悪党どもをぶった斬る!
目黒の秋刀魚でおなじみの江戸忍び歩き大好き将軍が
花川戸の口入れ屋に居候。
彦左や一心太助、旗本奴や町奴、剣豪らと悪党退治!
―思わず胸がスカッとする!―新シリーズ第1弾!
おじじさまの天海大僧正、おおばさまの春日局、老中松平伊豆守を前にして、徳川三代将軍家光は「天下人たる余は世間を知らなすぎた。見聞を広めるべく江戸の町に出ることにした」と宣言。浅草花川戸の口入れ屋〈放駒〉の家に用心棒として居候することに。はてさて、家光とその脇役たち、いかなる展開に……。
【著者紹介】
麻倉一矢 あさくら・かずや
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書に、『歌舞伎平八郎荒事始』シリーズ(二見書房)、『やさぐれ大納言』シリーズ(コスミック出版)、『無外流立志伝』シリーズ(富士見書房)等の人気シリーズがある他、『豊臣の黄金』、『家康の野望』、『鬼の吉宗』、『一本槍疾風録』(祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP)、『徳川三国志』(徳間書店)等著者多数。
上様は用心棒 シリーズ
◆ はみだし将軍
◆ 浮かぶ城砦
剣客大名 柳生俊平 シリーズ
◆ 剣客大名 柳生俊平 将軍の影目付
◆ 赤鬚の乱
◆ 海賊大名
◆ 女弁慶
◆ 象耳公方
◆ 御前試合
◆ 将軍の秘姫
◆ 抜け荷大名
◆ 黄金の市
◆ 御三卿の乱
◆ 尾張の虎
◆ 百万石の賭け
◆ 陰富大名
◆ 琉球の舞姫
◆ 愉悦の大橋
◆ 龍王の譜
◆ カピタンの銃
◆ 浮世絵の女
かぶき平八郎荒事始 シリーズ
◆ かぶき平八郎荒事始 残月二段斬り
◆ 百万石のお墨付き