書籍情報
一般書

自動車産業の終焉

イアン・カーソン(著)/ヴィジェイ・V・ヴェイティーズワラン(著)/黒輪篤嗣(訳)/
ISBNコード 9784576080949
判型 四六上製
定価 本体1900円+税
初版年月日 2008年07月01日

内容紹介

エコノミスト誌が総力取材
ガソリン暴騰・中国・インド新市場の拡大・地球温暖化
クルマ社会はどう変わる?
日本の自動車メーカーも安泰じゃない!


――『エコノミスト』記者が未来を大胆予測
IT革命を上回るクリーンエネルギー革命が起きる!!

【予測1】
プリウスで先行した〈トヨタ〉が兎だとすれば、燃料電池車を手がける〈GM〉は、ひょっとすると最後に勝利を収める亀かもしれない。
【予測2】
〈グーグル〉の次の狙いは、かつての宿敵〈ヤフー〉でも、永遠の略奪者〈マイクロソフト〉でもない。もっと強大な敵だ。〈グーグル〉が打倒を誓う相手とは、自動車産業と石油産業にほかならない。

多くの起業家や、業界内部の革新者や、業界外部の人間がいま、イノベーションを加速させようと取り組んでいる。それはこれまで既得権益層である大手の自動車メーカーや石油企業によって意図的に避けられてきたイノベーションだ。既得権益層は地球を救うための努力を怠ってきた。地球の最期をいくらか延ばせる程度の小手先の改革しか行なっていない。自動車業界は技術的にはもっと燃費のいい自動車を生産できたのに、そうはせず、燃費のよくない自動車を作りつづけた。信じられない話だが、ヘンリー・フォードが二十世紀初頭に作った“T型”は、現在アメリカで販売されている標準的な新車よりも燃費がよかった。(本文「はじめに」より)

【著者紹介】
イアン・カーソン Iain Carson
1994年より『エコノミスト』誌において航空・物流・製造業の編集主幹を務める。また、BBCと「チャンネル4」でレポーターおよびアンカーマンとして活躍中。

ヴィジェイ・V・ヴェイティーズワラン Vijay V. Vaitheeswaran
マサチューセッツ工科大学出身の技術者。『エコノミスト』誌に10年にわたり環境問題やエネルギー問題について寄稿。そのかたわらニューヨーク大学で教鞭をとっている。