立ち読みコーナー
目次
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はじめに 
高齢の糖尿病患者は長生きする!?  「一病息災」の恵みを享受しましょう


第1章 なぜ糖尿病は増えつづけるのか?

糖尿病のルーツを探る
人類の歴史と糖尿病 99%以上は飢餓の時代だった

 ✚糖尿病は人類全体の問題                           018
 ✚人間はどのくらい食べて、どれだけ動けばいいの?               020

糖尿病が存在する理由
体質か、それとも環境か?

 ✚太っていなくても糖尿病になる?                       022
 ✚人種が問題か、環境が問題か                         023
 ✚高齢になるほど有病率が高くなる                       024
 ✚将来は糖尿病患者が倍になる?                        025
 ✚「ふつう」の生活が危ない                          026
 ✚スナネズミが〝デブ〟スナネズミに                      028

糖尿病になるのは遺伝だけではない
栄養状態が悪い胎児は糖尿病に?

 ✚母親のオナカのなかで将来の糖尿病が決まる!?                 031
 ✚アスリートは運動をやめるとかえって糖尿病になりやすい!?           033

糖尿病を悪化させる要因
自分の身体を知ることが予防・治療の近道

 ✚人によって体質や自分に合った環境は違う                   034
 ✚糖尿病の遺伝について                            035


第2章 糖尿病について本当に知っていますか?

糖尿病はどのように分類されるか
糖尿病の原因はさまざま

 ✚患者と医師との二人三脚で治療                        038
 ✚糖尿病の診断                                039

糖尿病について正しい知識を
1型糖尿病とはどんな特徴?

 ✚1型糖尿病の原因                              043
 ✚1型にもいろいろあります                          044

2型糖尿病の治療法は人によって異なる
糖尿病では、なぜ血糖値が高くなってしまうのか

 ✚身体のなかでインスリンだけが血糖値を下げられる               047
 ✚インスリン分泌能の低下(インスリン分泌不全)                049
 ✚インスリン抵抗性                              050
 ✚2型患者が気をつけたい生活習慣                       053
 ✚高血糖のままではなぜいけないのか?                     055

急性合併症 ─ 高血糖が続くとどうなるか
昏睡など危険な状態になることも

 ✚糖尿病ケトアシドーシス                           056
 ✚清涼飲料水ケトアシドーシス(ペットボトル症候群)              057
 ✚高浸透圧高血糖症候群                            059
 ✚感染症                                   060
 ✚シックデイ                                 061

慢性合併症─細小血管症について
糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症慢性合併症

 ✚糖尿病神経障害                               065
   多発神経障害/単神経障害
 ✚糖尿病網膜症                                066
   ①単純網膜症/②前増殖網膜症/③増殖網膜症/④糖尿病黄斑症
 ✚糖尿病腎症                                 068
   検査方法/病期 第1期(腎症前期)・第2期(早期腎症期)・第3期(顕性腎症期)
   ・第4期(腎不全期)・第5期(透析療法期)

慢性合併症―大血管症とその他の合併症
動脈硬化・糖尿病足病変・歯周病・認知症

 ✚大血管症とは                                072
 ✚その他の合併症                               073
   糖尿病足病変/歯周病/認知症


第3章 糖尿病と診断されたときの対策法

糖尿病の診断はどのようにされるか
一般の検査でわかること

 ✚健康診断で糖尿病が疑われたときが大切〜結果をどう考えたらよいでしょう    076
 ✚病院でおこなわれる検査                           078
 ✚検査による判定、診断                            079
 ✚75g OGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)について              080
 ✚境界型について「まだ大丈夫ではない!」                   082
 ✚正常高値とは?                               085
 ✚糖尿病の体質(病態)を知る検査「インスリン分泌能」「インスリン抵抗性」   085
   血中(血清)インスリン値/Cペプチド値/HOMA指数/食事負荷試験/
   グルカゴン負荷試験/Cペプチド・インデックス(CPI)
 ✚その他、糖尿病に深く関連する検査                      091
   血清脂質/肝機能/腎機能/尿検査/

目標を定めるのが糖尿病治療の第一歩
基本は食事・運動・薬物の3療法

 ✚糖尿病の治療の目標は?                           094
 ✚食事・運動・薬が治療の基本                         095
   血糖コントロールの目標値/体重の目標値/血圧の目標値/血中脂質の目標値
 ✚動脈硬化性疾患、あなたのリスクは?                     099
   動脈硬化に関連する検査/動脈硬化性疾患発症予測ツール

まずは食生活の見直しから
食事療法の陥りやすい問題点

 ✚食事療法、よくあるギモンと日常生活で陥りやすい問題点            104
   ①糖質制限はやったほうがいい?
   ②注意したい食べ物・飲み物は?
   ③油脂はいくらでもとっていい?
   ④間食、おやつは絶対にダメ?
   ⑤糖質の少ないお酒なら大丈夫?
   ⑥野菜から食べるといいのは本当?
   ⑦食品交換表やGI値を参考にするべき?

どのくらい運動すればよいのか
正しい運動療法を身につける

 ✚運動が糖尿病治療になる理由                         113
 ✚運動の短期的効果                              114
 ✚運動の長期的効果                              114
 ✚運動量の目安〜どれくらい動けばいい?                    115
 ✚2種類の運動を組み合わせるのがベスト                    116
 ✚運動の強度                                 118
 ✚生活療法のポイント                             118


第4章 知っておきたい糖尿病の治療薬

治療効果がわかる4つのケース
その治療、正しい方向に向ってますか?

 ✚糖尿病の薬物治療の基本的な考え方〜薬物治療のメリットは?          122
   薬物治療による細小血管障害の抑止
   薬物治療による大血管症の抑止
   どこまで血糖値を下げればよいのか?
 ✚ベストな糖尿病治療薬は何か?                        125
 ✚糖尿病薬物治療の実際                            126
 ✚体重とHbA1cで治療効果を知る〜治療効果がわかる4つのケース       127
 ✚Cは治療がうまくいっている、Aはその逆                   128
 ✚薬物治療がうまくいっていないB                       129
 ✚体重が減ってももっとも危険なD                       130

さまざまな糖尿病の飲み薬
病態に合わせた薬の選択法

 ✚糖尿病治療薬の歴史                             132
 ✚糖尿病薬物治療の基本的な考え方                       133
 ✚糖尿病経口薬は大きく分けて3種類                      135
   インスリン抵抗性改善系①:ビグアナイド薬
   インスリン抵抗性改善系②:チアゾリジン薬
   インスリン分泌促進系①:スルホニル尿素(SU)薬
   インスリン分泌促進系②:グリニド薬
   インスリン分泌促進系③:DPP-4阻害薬(インクレチン関連薬)
   糖吸収・排泄調節系①:α‐グルコシダーゼ阻害薬(α‐GI)
   糖吸収・排泄調節系②:SGLT2阻害薬

糖尿病治療の基本
柔軟な発想で選択できるインスリン療法

 ✚インスリン療法とは                             152
 ✚インスリンの分泌のしくみ                          154
 ✚インスリン製剤の種類                            154
   特効型インスリン製剤で基礎分泌をカバー
 ✚インスリン療法は自由度が高い                        157

ベストな薬は人それぞれ違う
自分に合った薬をどう選ぶか

 ✚どんな人がインスリン治療に向いている?                   160
 ✚インスリン治療と血糖の自己測定                       160
 ✚インスリン治療はポンプ注入法もある                     161
 ✚薬は変えたりやめたりできることがある                    162
 ✚自分に合った薬をどうやって選ぶか                      163


第5章 自分だけのオンリーワン治療

自分に合った治療をするために
予備群、境界型のときにできること

 ✚予備群、境界型のうちにまず受診                       166
 ✚経口ブドウ糖負荷試験を受けましょう                     166
 ✚「まだ糖尿病じゃないから」は大間違い                    168
 ✚予備群でも、すでに合併症進行のリスク                    169

治療の正しい方向を決めるために
まずは自分の問題点を知ること

 ✚まず3つの点を確認し、基本方針を決める                   171
   ①自分は糖尿病のどのタイプ?
   ②日常生活で糖尿病を悪化させる要因は?
   ③インスリン分泌低下とインスリン抵抗性
 ✚まずは自分の〝問題〟を知る                         178
 ✚重症な場合はいったん入院を                         178
 ✚糖毒性とは                                 179

自分の生活パターンに合わせた治療
治療を始める前に覚えておきたいこと
 ✚食事療法・運動療法は、理想を追うより問題点の洗い出しを           182
 ✚自分の生活パターンに合った治療を探す                    183
 ✚高齢者の糖尿病をどのように治療するか                    184
 ✚治療法の選択拡大は働く人にとっても有益                   185
 ✚医師に自分の生活環境を伝えよう                       186
 ✚人によって血糖値が上がる理由は違う                     186
 ✚自分の生活パターンを見つけよう                       187

オンリーワン治療のために
治療中に押さえておくべきこと

 ✚血糖コントロールの指標となる検査                      190
 ✚血圧と、脂質などを把握しておく                       191
 ✚自分なりの目標値を決めておこう                       193
 ✚治療の効果判定                               194
 ✚合併症のチェックも忘れずに                         195
 ✚合併症もある程度コントロールできるようになってきている           196
 ✚血圧や脂質などの管理が大切な理由                      197
 ✚血圧、可能なら血糖も自己測定を                       199
 ✚ヘモグロビンA1cの値に一喜一憂しない                   200
 ✚医師には正直に話をしましょう〜食事や運動の様子は患者にしかわからない    201
 ✚エビデンス(医学的根拠)の落とし穴「私」に合っているかどうかはわからない  202
 ✚高齢者の目標設定の注意点                          204
 ✚高齢者はとくに注意したい低血糖                       206
 ✚高齢者は薬も最小限に                            208
 ✚自分で治すための糖尿病10カ条                       208

 あとがき                                   210